9月30日のできごと
今日は、旅立ちにふさわしい青空でしたね。
お父ちゃんとジャミラーズと一緒に、カエルさんのお別れに行きました。
お父ちゃんは、礼服を新調したばかりです。
煙草をやめてから太ったお父ちゃんは、礼服が合わなくなっていました。
カエルさんの容体が芳しくない状態になった時、
私が買いに行くように何度も勧めましたが、
なかなか買いに行きませんでした。
『買いに行ったら、本当にそうなってしまうような気がして、、、』
亡くなる5日前、家族でお見舞いに行っても、まだ悩んでいました。
そして亡くなる2日前に、私からお見舞いに行った様子を聞いて、
やっと心を決め、買いに出かけました。
それが9月30日でした。
私はその日のお昼に、ふっとカエルママさんに
(カエルさんの笑った写真をメールしなくちゃ)と
なぜか思い、送信しました。
それから1時間後、訃報が届きました。
亡くなった時間は、私がメールを送った直後でした。
夕方、ママさんから電話を頂きました。
『たんたんさんからメールが届いたときに、
ちょうど、お父さん、、、そういう風になって、、、』
今思えば、カエルさんが
『またね』
っていいに来てくれたのかもしれません。
お父ちゃんが喪服を用意できるまで、待っていてくれたのかもしれません。
幸せなことに私は、カエルさんに言いたかったことは、
直接伝えることができました。
そうできたのは、最期の最期まで、嫌な顔せずに
みんなをカエルさんに会わせてくださった、
カエルママさん、そしてオタマジャクシさんたちのお陰です。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
今日はお父ちゃんも泣いていました。
ブログを始めてすぐに、カエルさんに出会うことができて良かった。
お父ちゃんが持っていた、ブログやブロガーさんへの偏見を、
なくしてくれたのはカエルさんとカエルママさんです。
斎場を後にして、空を見上げたら、雲が流れてまるで羽根のように見えました。
去年、みんなで千羽鶴を折りましたね。
ついこの間のような、ずっと前のことのような、、、
ママさんたちが、ちゃんと棺に入れてくださいました。
たくさんの鶴が、カエルさんを天国へ連れて行ったのだと
眺めながら思いました。
またね、カエルさん
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