事故って、皆さんの温かさに感激です

たんたん

2009年11月20日 13:17



まず、単刀直入に、、、

昨日、単独でステップワゴンを廃車にするほどの
大きな自動車事故を起こしました。

しかしながら、奇跡的に傷一つなく
ぴんぴんしております。

御心配をおかけした皆さん、安心してください。




昨日は御用邸さんへ「今日帰る」と言うお義母さんと
お父ちゃんと3人で行きました。
14時頃お父ちゃんが、駅へお義母さんを送って行きました。

戻ると、こはるさんが待っていてくださって、
大仁の、とてもおいしい豆腐料理のお店で買ってきたという、
たくさんのお総菜や、デザートをいただきました。

おいしそ~
これはジャミラーズも喜ぶぞ~


とってもうれしかったです。
こはるさん、ありがとうございました。


こはるさんが帰られたあと、やまめさんが奥様と
お越しくださって、

「山形のリンゴだよ。
はるどんママにも持って行ってくれる?」


と、たくさん頂きました。

はるどんママも喜ぶだろうな~
わざわざお越しくださって、本当に感激しました。


すると、沼津のコーストFMの方が、取材だとお越しになりました。
ちょっと盛り上がってしまい、終わった時間が
ジャミラのお迎えの時間ぎりぎりでした。
家には、お兄ちゃんがひとりでカギっ子で待っています。


慌てて御用邸を後にしました。


船原の峠道。

右カーブでうっかり橋の欄干の手前の縁石に
乗りあげ、そのままガードレールをこすりながら
飛びました

タイヤは飛んでいき、勢いで右側に横転。
運転手側の窓から、アスファルトがガリガリ
滑っているのが見えました。

ああ、死んじゃうのかな~とか、
何となく思って見ていました。

回転して、対向車線の上りと同じ向きになって停止。

とりあえず、死んでいないのはわかりました。

フロントガラスはめちゃくちゃ
目の前には、バンパーが粉々になって散乱していました。
周囲を見回すと、やまめさんのりんごと、
こはるさんのお総菜が壊れていました。

そんなときに

(お父ちゃんに怒られる、、、

せっかくの頂き物、ダメにしちゃった。)


と、そんな心配をしていました。


すると、両車線から、数人の方々が駆け寄ってきてくださいました。

「大丈夫ですか?けがは?痛いところは?」

そう言われればそうだ。
でも、全くの無傷でした。

一人の方は、私がよく知っているNさんでした。
彼女が私を見た瞬間の顔を、忘れらません。

後で、

「あの時、本当にすごい事故だったから、
近寄るのが本当に怖かった。
だけど、淳子さんがニコッと笑って見せたから、、、」
と、
泣いてしまわれました。

私も、朦朧としていたので、知っている顔が
見えてどんなに安心したことでしょう。

横倒しの車に閉じ込められていました。

ドアのほんの隙間から携帯電話を貸していただき、
まずジャミラをはるどんママさんに連れ帰ってもらいたいと、
保育園へ連絡してもらいました。

はるどんママさんも、本当に驚いたでしょうね。

対向車の品川ナンバーのカップルの方々は、
警察へ連絡をしてくださいました。

私の後ろのアウディーの男性は、赤いライトを出して、
とても機敏に自動車を誘導してくださっていました。

そういう資格を持っていらっしゃると、聞こえました。

15分以上待って、やっと救急車とパトカーが到着。
皆さんにお礼を言わなくちゃと思ったとたん、
首にコルセットを巻かれ、ストレッチャーにぐるぐる巻き
つけられて運ばれてしまいました。

「車の中の、リンゴとお総菜、、、」
って言ったのですが、
そんなものは、またあとで!と言われて、
そのまま救急車の中。

Nさんが、付き添ってくださいました。

初!救急車。いろいろ見たかったんですが、動けなくて、
そのうちひどい吐き気で何度ももどし、
泣いていましたので、あまり記憶がありません。

病院へ着いてからも、不整脈がひどくて気分が悪く、
ぐったりでした。

初!ER
初!ベットの上でトイレ(あ、子どものころよくやったか)
初!CT


と、「初もの」ばかりで
ブログネタのチャンスいっぱい
だったのですが撮れなくて残念です。

全ての検査は異常なし。

シートベルトのせいか、胸の圧痛
右側の頭を少しぶつけたので、鈍痛。
脳しんとうで気持ち悪い。


という症状だけです。

夜の20時過ぎまでNさんは付き添ってくださいました。
私達が携帯電話を持っていないので、連絡が
取り合えないだろうと考え、あちこちお父ちゃんを
探してくれたり、子どもたちを見に行ってくれと、
知り合いの方に頼んでくださったりと、本当に
良くしてくださいました。

入れ替わりに、看護師さんが

御主人はまだですが、居山さんと言う方がお見えですけど」

と、BIROちゃんが来てくれました。

カーテンを除く顔が、本当に恐ろしそうだったので、
心配掛けちゃったなと申し訳なく思いました。
いつも本当にありがとうね。

しばらくしてやっとお父ちゃんが子どもたちと来ました。
道に迷っていたそうです。

「ごめんね、廃車にしちゃって、、、」

と切り出したら、笑って一言「よかった」と言ってくれました。

買い物して峠を通ったら、事故処理していて、
なんだよと見たら、自分の車が大破していたので
本当に恐ろしかったそうです。

夕方まで、お兄ちゃんは、ずっと家で待っていたそうです。
留守電ボタンで外出したので、電話が鳴らないに
なっていました。
皆どうしたんだろうと、不安だっただろうと思います。

ジャミラ君は、病院へ向かう間、恐ろしかったのでしょう
様子がおかしかったようです。
本当に、皆に心配かけました。

帰り道、お父ちゃんが現場で散乱する、やまめさんの
りんご
を2つ拾ってくれました。



品種はわからないけど、「無事リンゴ」と命名します。

ガラスの破片が刺さっています。
私の代わりに、痛い思いをしてくれました。


もしも、対向車があったら、どんな惨事になって
いたかとNさんに言われて、
後になってぞっとしました。

自分一人では済まなかったと思います。
本当に幸運でした。

左のタイヤは見つからなかったと、
レッカーの人が言ったそうです。

実は前日に、同じ車で左のタイヤで石に乗り上げたのです。
普段、そんなこと気づくようなものなのに。
何かが事前に知らせていたのでしょうね。

車も、お父ちゃんが「この方がいい」と勧めてくれたのです。
軽自動車だったら、橋を飛び越えて、谷底へ落ちて
いた
かもしれないし、空間が狭いので、大怪我していたと
思います。

対向車がいなかったこと
車が大きかったこと
親切な方が周りにいたこと
そして、Nさんが2台後ろにいてくれたこと



本当に偶然が重なって、私はなんて幸運だったのだろうと
思います。

みなさん、本当にありがとうございました。

私を守ってくれた「何か」にも、お礼を言いたいです。


それから、こはるさん、やまめさん、奥様、
温かな贈り物を、台無しにしてしまってごめんなさい。
申し訳なく思っています。


本当に多くのみなさんに、ご心配とご迷惑をおかけして、
申し訳なく思い、反省しています。


お父ちゃんが、
「やっぱり携帯電話、持った方がいいな」とぽつりと言いました。

ということで、やっと我が家も人並みになれるのか??

現在、ここ15年で、一番優しいお父ちゃんです。
しばらく痛がっていようかな~笑


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