2010年11月20日

私のお客様は、、、


西伊豆とはまた違った、海の景色でした。

所属する団体に小さなイベントのオファーがあって、現場の下見も兼ねての出張でした。

お互いの思い違いが露呈して、折角出向いたけど流れてしまう可能性が高いだろうな〜と思いました。


『ここは“富裕層”のお客様だけがみえる場所である。
あわよくば、目に留まって先々顧客になってもらえるだろう。

それを加味して、イベントはボランティアでやって欲しい。』
という相手側。


一方の私達は、まだ見ぬお金持ち相手に皮算用できないから、ボランティアではなくイベントに対して対価をいただきたい。と伝えました。


『それは、後ろ向きな考え方ですね、、、』


と、言われました。


後ろ向きなのかな?

私達は博打打ちじゃないから、絵に描いた餅ではこまるのです、、、


《馬鹿だな!今はギブしておいて、後で大きく返してもらえばいいのに、、、》


という考え方もあるのでしょうね。

しかし私達には、そこまで踏み込めませんでした。


大金が欲しいというのではありません。

私達の仕事やプロデュースへの評価として、いくばくかいただきたいのです。


昨日、ツイッターで私のグラスを買って使ってくださっているという方がコメントくださいました。


少しづつ買い求めて、大切に使ってくださっているそうです。

私が作るものは、高いと思います。

申し訳ないのですが、経費がかなりかかる商品ですし、お店に支払うマージンや送料などを引くと、この価格でも、手元には数百円というのが現実です。


だけどそれを気に入って、お財布と相談しながら思い切って買ってくださっている、、、

本当に嬉しく、感激します。


この間、コンビニで出会った自営の知人が

『これからは、うちは金持ちしか相手にしないことに決めたよ。』

とおっしゃいました。


確かに、その方がいいと思います。


今の時代、贅沢なサービスや商品を買える人は少ないでしょう。


私が作るものも、生活必需品ではありません。


だけど私はやはり、先のコメントをくださった方のように、必需品ではないのに頑張って買ってくださる方に、買っていただく方が嬉しいです。


私のお客様は、そういう方々なんだと思うのです。

そういう方々に、私は支えられてきたのです。



相手側が“富裕層”と呼ぶ方々に私が目を掛けて貰えるのが決められたことならば、

(ここで出会えるかも〜)

なんて涎垂らしてもくろまなくても、どこかで必ず出会う機会があると思います。

出会いは、決められていると思います。

今まで出会えた人達や、ブロガーさん達との、多くの出会いで分かったことです。


このオファーが、どう進むにしても、それが思し召しだと考えています。


相手側には純粋に、私達の仕事を気に入っていただき、評価していただけたら幸せです。


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