2009年11月08日
夕陽に映えるガラスオブジェ、まだあります。
西伊豆町堂ヶ島
遊覧船で、日本の”青の洞窟”、「天窓洞」に入れます。
でも今日は船ではなく、、、
地下道へ
ずっと奥に輝く場所が、、、
周りには、デザイン画がいっぱい。
そうです。
西伊豆ガラス作家の会で製作した、
夕陽に映えるガラスオブジェデザインコンテストの
入賞作品の残りの2点が展示されています。
松崎高校の生徒が描いた、大田子のメガネッチョ。
タイトルは「共演」
デザイン画を元に、グラススタジオ ジェブの
栗原さんが、パート・ド・ヴェールという技法で
制作しました。
高さは4~50センチあります。
型を作るだけでも、大変だっただろうなと思います。
この作品は、そのデザイン通り、大田子海岸の
メガネッチョの見える場所に設置される予定です。
こちらは、仁科小学校の生徒が描いた波。
彼は、お父さんと弟と一緒に、サーフィンを
楽しんでいるそうで、そのビッグウェーブを
描いたそうです。
先日のふるさと祭りで、表彰式があったのですが、
サーフィンの大会があるからと、トロフィーを貰うとすぐに、
会場へ飛んで行ったそうです。
そのデザインを、ゴリラグラスガレージの生島さん御夫妻が
制作しました。
上の波は、吹きガラスで製作して、下の土台は
パート・ド・ヴェールで制作し、完成後磨いて
ジョイントしています。
明水さんは、パーツ作りに生涯で一番の重量で苦労したと、
嘆いていました。
考案者の男の子の願いどおり、本当は海の見える
場所に置きたかったのですが、いかんせん、西伊豆の
海岸線は、全て国定公園で、このような色のあるもの、
輝くものを設置するのが赦されていません。
検討を重ねた結果、この作品は
沢田公園に置かれるそうです。
私達と、光箱さんで作った「輝き」も、みんなで作った
「光の変化を味わうガラスのモニュメント」も、
本当はそれぞれ希望の場所があったのですが、
叶いませんでした。
あっという間に、今日で国民文化祭も終わりです。
嵐のような日々でしたが、充実していました。
西伊豆ガラス作家の会のメンバーも、一緒に
作品を作り上げることによって、今まで以上に
結束が固くなったと感じています。
とてもいい経験でした。
夕陽のオブジェは、ずっと町の財産として残ります。
そして、静岡ガラス作家展は、来年まで開催中~
ぜひ、ガラスと夕陽を満喫しに、西伊豆へお越しください。
さて、夕方まで時間があります。
本日最終日の田子中学校での、子どもたちのガラス作品展も
お忘れなく。
Posted by たんたん at 14:20│Comments(0)
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