2009年09月01日

静岡県に生まれて、、、

 「9月1日は、避難訓練をする。」

静岡県に生まれた子どもたちの宿命だ。

小中学生は学校へ行く代わりに、地域の防災訓練で出席となります。
(学校は26日から、すでに始まっています。)

ジャミラ君の保育園も同じ。


私達が子どものころは、9月1日から始業式で、
いきなり避難訓練でした。

4階の教室から、布でできたトンネルに入って、
シューっと滑り降りたり、担架に乗せられたり、
そりゃもう、真剣そのもの。

火災の場合は、本当に煙出して訓練

明日にでも東海大地震が来る!来る!って
ビビらされていた。顔16

訓練の日は、年中あって、当日は先生もストップウォッチ
持っていて、時間をオーバーすると

ーい!!怒

と、拡声器で怒鳴ったもんね。

ダラダラやってると、マジで鉄拳飛んできた。

ちびまるこちゃんで、同じこと描いてあったの読んだとき、
(やっぱ、静岡県民だけだったんだー)って思いました。

だから、能登島の寮が火災を起こしたとき、
私は躊躇なく消火器使えたもんね!


静岡県に生まれて、、、

ということで、公民館で訓練。

集められた小学生で、

「誰かやってみたい人!」

って言われたとたん、ハイ!と手を挙げて
まっさきに消火開始した、我が息子。

さすが静岡県に生まれた子どもだ。(笑)
残りの小学生4人が後に続く。

その後、消火ホースを4人の中学生が繋いで、放水

ホースのあちこちに穴があき、水がぴゅーぴゅー
漏れている(大丈夫か?)


などと心配していると、一言。

「え~本当はまだ訓練があるのですが、皆さんは
ご高齢
ですので、熱中症で倒れられても
困りますので、これで解散といたします」

そうだ。
集まっている8人の子どものほかに、ついてきた母親2人。
あとの50人くらいは全員高齢者。

去年の訓練の時、記事にも書いたけど、

http://faro.i-ra.jp/e49671.html

「ワンタッチテント」
の設営を試したら、
おじいさんたちの背が低すぎて、伸びきらず、
全然ワンタッチじゃなかった

おしまいには、

「このテントは、身長170センチ以上の方を
想定してできているそうです」

とコメントが入り、(んじゃあ、ダメじゃん)と、
皆心の中で思ったくらいだ。

もしも大災害が起こっても、高齢者では何もできないし、
頼りになるのは小中学生だけと、言われているような訓練だ。

実際、昼間に起こったら、若い人たちはみな勤めに
出ていて不在だ。

今日の訓練みたいに、

2日以内に大きな地震が来ます。」

なんて、呑気な警戒宣言が事前にあれば別だけど、、、


静岡県に生まれて、、、

非常食を一人ひとつづつ貰って、解散。


静岡県に生まれて、、、

帰り道、去年同様ゴミ拾い


静岡県に生まれて、、、

大きな地震があったばかりなので、かなり具体的に
揺れが想像できる今だけに、もしもあの200倍
地震が来るとしたら、、、

数人の若手である、私達がどこまでみなさんを
援助できるかな~と、考える9月です。



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