月光浴
お父ちゃんが献血でもらってきた“炭酸入浴剤”で暖まって暑かったので、玄関先で月光浴。
月の明かりで辺りも輝いて、私の影までくっきり地面に映っています。
最近、国語で“枕草子”を勉強しているお兄ちゃん。
本読みをしている時に、つい私も一緒になって、
『春はあけぼの
ようよう白く成り行く山際、、、』
と、中学のときに暗記させられた春の一説を朗読したら、感心されました。(笑)
本読みが終わった後、
『ねぇ、ママ、、、
ママはどの季節が好き?』
と聞くので
『もちろん秋!』
と答えると、続けて
『秋のどんな時間が好き?』
と聞くので
『夕闇が迫る時間が好きだなあ、、、
赤い空と群青の交じるような、、、
あ、あと月の明るい夜ね!
雲まではっきり見える月夜の時間が好きだよ。』
お兄ちゃんは、その光景を想像したようで、嬉しそうに頷いていました。
今夜はまさに、私が好きな光景が広がっています。
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