自分の身体も災害に備える

たんたん

2012年09月01日 21:29



9月初めの日は、避難訓練です。

私たちの地区は、年々人口が減り、訓練に参加できる人はもっと少なくて、、、

消火器はまだしも、消火栓の訓練は、やっても現実的に使えないと思います。


最低5人が必要、、、

なんて、家の周りでは無理だもんな〜

体に悪い箇所のあるお年寄りばかりだから。

しかも、うちの組の消火ホース、10年くらい使ってないはず。

多分穴だらけで、使い物にはならない。

ちなみにこのホース、我が家までは届かない、、、(≧ω≦)


それぞれが、自分で自分を守れるように日々準備して、意識していないとならないなあと感じました。


帰り道は、毎年恒例の『ゴミ拾い』

次男は、避難訓練中に

『ねぇ、帰りにゴミ拾いする?』

って聞いてきました。

意識が根付いていて嬉しかったです。

ゴミ拾いを始めた4年前には、本当にひどい状態だった道ですが、最近はかなり減りました。

それでも、小さい買い物袋にいっぱいになりました。


そこへうちの傍のおばさんが話しかけてきました。

『さっき貰った非常食、食べないから貰って!

うちのお父さん、歯がなくなってきたから、こんな硬いのは噛めないから、、、』

ご飯だから、硬くないですよ。って言っても、いらないと言って帰っていきました。

彼女のご主人は、筋無力症を発症し、段々と寝たきりになりつつあるそうです。

この間歯医者さんに、大学教授のコラムが貼ってありました。

今回の震災時に配給されたのは、ハンバーグや唐揚げなどのお弁当だったけど、歯の悪いお年寄りは食べられずに、みるみる弱って亡くなることもあったそうです。

だから、生きていくのには、歯が大事だと書かれていました。

自分の体自体も、災害への備えが必要だなあと考えさせられました。

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