昨日の朝早くから、我が家のお兄ちゃんは、町内の他の小学5年生と共に、バスに乗って長野県富士見町へ行っています。
西伊豆町と富士見町は、姉妹都市なんです。
夏は富士見町の5年生が、西伊豆の海を楽しみ、冬は西伊豆町の5年生が雪を楽しみに行くのです。(^-^)
部屋は違う学校の子とミックスなんですって!
どんな夜を過ごしたでしょうか?
1人残ったジャミラ君は、初の“一人っ子”気分のはずなのに、大好きなお兄ちゃんが居なくて、ため息ばかりでつまらなそうでした。(笑)
今日の夕方に帰って来るので、そしたら楽しいお土産話を聞けますね!(≧▼≦)
で、学校から事前に
『保険証のコピーを提出するように。
表だけでなく、裏側もコピーするように。』
と連絡がありました。
表はわかるけど、裏側って、、、?
見てみたら、
“臓器提供意思表示カード”
になっていました。
お兄ちゃんに尋ねると、始めは考えていました。
しばらくして
『あ、やっぱオレあげたい。』
と、普通に言いました。
お父ちゃんが
『うん、そうだな、
もしも、お兄ちゃんが死んでも、誰かの身体の中で生き続けてくれると思え、、、』
と続くのですが、後の言葉が遠くに聞こえていくほど、私は何だかその最悪な瞬間を疑似体験しているようで、涙が落ちそうになっていました。
すでに私自身のカードには、迷いなく『提供』の意志を示してあります。
しかし、子どもは、、、?
そんな日が、本当に来てしまったら、私はお父ちゃんみたいに納得できるだろうか?
コピーしなくてはいけないので、お兄ちゃんに自分のサインを書かせました。
ジャミラ君は
『オラ、痛そうだから、嫌だ!』
と言うので、サインして嫌だと○しておかないと、あげられちゃうかもしれないよ。と、ジャミラ君も自署のサインで
『提供しません』
に○しました。
法律が改正されてから、未成年の提供が増えています。
提供された親御さん達の気持ちを思うと、本当に切ない気持ちです。